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一級建築士を取得する意味はあるのか|「住宅なら二級で十分」と思っていた私が8回目で合格して感じたこと

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一級建築士ドル
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この記事では、私自身の経験を通して、一級建築士を取得する意味についてお話しします。

「住宅なら二級建築士で十分。」

建築業界では、この言葉を聞くことが少なくありません。

実は私も、一度「もう二級建築士で十分だ」と自分に言い聞かせて、受験をやめたことがあります。

それでもやっぱり、どうしても諦めきれませんでした。

実際、住宅設計だけを考えれば、その考えは間違っていないと思います。

二級建築士として第一線で活躍している方はたくさんいます。

それでも私は一級建築士を諦めることができず、8回目の製図試験でようやく合格しました。

今振り返ると、一級建築士を取得した価値は「資格そのものの価値」と別に、

「自分自身が変わったこと」

それが一番大きかったと感じています。

住宅業界では「二級建築士で十分」という考えもある

まず最初にお伝えしたいのは、私は「二級建築士ではダメ」と言いたいわけではありません。

住宅設計の仕事であれば、二級建築士として十分活躍できます。

実際に素晴らしい住宅を設計している二級建築士もたくさんいます。

設計力は資格だけで決まるものではありません。

経験や知識、お客様と向き合う姿勢の方が、はるかに大切です。

だから、「住宅なら二級建築士で十分」という考え方自体を否定するつもりはありません。

私も一度「二級建築士でいい」と思って受験をやめました

私は一級建築士を目指していましたが、決して順調ではありませんでした。

一度学科試験に合格すると、製図試験には3年間挑戦できます。

私はその3回とも不合格でした。

もう一度学科試験から受け直しました。

そしてまた3年間、製図試験に挑戦しました。

結果はまた3回とも不合格、つまり6回連続で製図試験に落ち続けました。

その時には、「もう無理だ」と思いました。

「住宅の設計はできる。」
「二級建築士でも仕事はできる。」

そう自分に言い聞かせて、約2年間受験をやめました。

その間もずっと心残りではありました。
一級建築士になりたいと、本気で受験に挑んでいましたので。

「二級で十分」と思っていたのではなく、「一級建築士になれない自分を納得させよう」としていただけでした。

それでも一級建築士を諦められなかった

一級建築士ドル
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100万円で一級建築士の免許、買えないかなぁ。

っと、有り得もしないことを本気で願っていました。

受験をやめても、一級建築士への気持ちは消えませんでした。

建築士として仕事を続ける中で、

「やっぱり欲しい。」

その気持ちだけは、ずっと残っていました。

だから私は、もう一度学科試験から受け直す決断をしました。

決して簡単な挑戦ではありませんでした。

また学科から勉強し、製図試験までたどり着かなければならない。

それでも挑戦したのは、一級建築士になりたかったからです。

そして8回目の製図試験で、ようやく合格することができました。

一級建築士になって変わったのは「自分自身」

「一級建築士になったら仕事は変わりましたか?」

そう聞かれることがあります。

正直に言えば、合格した翌日から設計力が劇的に上がるわけではありません。

急に良いプランが描けるようになるわけでもありません。

でも、一つだけ確実に変わったことがあります。

それは、自分自身です。

長い間挑戦し続けたことが、ようやく形になりました。

「あの時、諦めなくて良かった。」

そう思える経験は、自分の大きな自信になっています。

一級建築士はお客様に安心してもらうきっかけになる

一級建築士になってから、名刺を渡した時に

「一級建築士さんなんですね。」

と言っていただくことがあります。

その言葉を聞くたびに、「諦めずに挑戦して良かった」と思います。

もちろん、それだけで信頼されるわけではありません。

本当に大切なのは、その後の仕事です。

ただ、お客様は初対面で設計力を判断することはできません。

だからこそ、一級建築士という資格は「安心して相談してみよう。」と思っていただく、一つのきっかけになっていると感じています。

資格は設計力を証明するものではありません。

しかし、お客様が安心して相談できる材料の一つにはなっている。

私はそう感じています。

私が一級建築士を取得して一番良かったと思うこと

私が一級建築士を取得して一番良かったと思うことは、「最後までやり切れた」という経験です。

資格そのもの以上に、何度失敗しても諦めずに挑戦し続けたこと。

途中で受験をやめても、もう一度戻ってきたこと。

その経験は、この先もずっと自分を支えてくれる財産になると思っています。

まとめ|一級建築士を目指す理由は、人それぞれでいい

住宅業界では、二級建築士でも十分活躍できます。

だから、「二級で十分」という考えも間違いではありません。

でも、もしあなたの心の中に

「一級建築士になりたい。」

という気持ちが少しでも残っているなら、その気持ちは大切にしてほしいと思います。

私は一度諦めました。

それでも学科試験から受け直し、8回目でようやく合格しました。

だからこそ言えることがあります。

一級建築士を取得したことで、急に設計が上手くなったわけではありません。

でも、自分に自信を持てるようになりました。

そして、お客様に安心していただく一つのきっかけにもなりました。

一級建築士を取得する意味は、人それぞれです。

私にとってその意味は、「資格」ではなく、「最後まで諦めなかったメンタル」でした。

もし今、一級建築士を目指すか迷っている人がいても、私は「挑戦し続けるべき」とは言えません。

一級建築士の挑戦は、相当しんどいですから。

後輩に先を越されてしんどくなり、
お金もたくさんかかって金銭的にしんどくなり、
勉強に充てる時間で人生を消費していると思うとしんどくなります。

でも、「本当は取りたい」という気持ちがあるなら、その気持ちは大切にしてほしいと思います

ABOUT ME
一級建築士|ドル
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ランクⅢ研究所 所長
私は一級建築士設計製図試験に8回挑戦し、ようやく合格しました。 何度もランクⅢを経験したからこそ、「なぜ落ちるのか」「どうすれば合格できるのか」を考え続けてきました。

このブログでは、エスキス・課題分析・製図の考え方など、当時の自分が知りたかったことを、実体験をもとに発信しています。
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