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一級建築士になって一番変わったこと|8回目で合格した私が感じた資格の価値

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この記事を書いた人|一級建築士ドル

一級建築士設計製図試験に7回不合格、8回目で合格。

ランクⅡが1回・ランクⅢを6回、角番落ちを2回経験しました。

現在は、その失敗と合格までの経験をもとに、設計製図試験の考え方を発信しています。

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この記事では、私が8回目の設計製図試験を経て一級建築士になった後の私の変化についてお話しします。

私は一級建築士の設計製図試験に8回目で合格しました。

途中、一度受験を諦めた時期もあります。

だからこそ一級建築士になれた時の喜びは言葉では表せません。

住宅設計をするのには二級建築士で十分だから、一級建築士を取得する必要はない、という考えの方もいます。

しかし私はそれでも一級建築士を取得する意味は大きいと思っています。

一級建築士になって変わったことは設計ではありません。

自分自身です。

一度受験を辞めてから、なぜもう一度挑戦しようと思えたのか。その時の気持ちはこちらの記事で詳しく書いています。

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一級建築士に合格しても設計が上手くなったわけではありません

まず最初にお伝えしたいことがあります。

資格の有無と、実務は全く異なります。

「一級建築士=設計が上手い人」
「二級建築士=設計が下手な人」

ということはなく、むしろ二級建築士で十分活躍している人もいると思います。

資格は設計力そのものを証明してくれるものではありません。

一級建築士試験に合格したからといって、突然設計力が上がるわけではありませんし、良いプランが急に描けるようになるわけでもありません。

でも、一級建築士の取得は、自分自身にとっては大きな意味がありました。

それでも、一級建築士になって変わった部分

それでも一級建築士になって確実に変わったことがあります。

それは、自分に自信を持てるようになったことです。

二級建築士だった頃、私はどこかで劣等感を抱えていました。

住宅を設計しているのは自分で、お客様と打ち合わせをしているのも自分です。

それでも、「他社の一級建築士が…」

そんな言葉を聞くたびに、

「二級建築士の自分では説得力が足りないのではないか。」

そんな気持ちになることがありました。

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今思えば、自分で勝手に劣等感を抱いていただけなのかもしれません。

でも当時の私は、本気でそう感じていました。

初めて自信を持って名刺を渡せました

一級建築士になってから、初めて名刺を渡した時のことはよく覚えています。

会社の名刺には資格が小さく書かれているだけです。

気付かない方もいます。

それでも私は、

「やっと一級建築士として名刺を渡せる。」

そう思いました。

これまでとは違い、自信を持って名刺を差し出せたことが、とても嬉しかったです。

一級建築士の免許証明書は名刺入れに入れています

私の一級建築士証は、今でも名刺入れに入っていて、それに加えてスマートフォンにも写真を保存しています。

必要な時に登録番号を確認するためでもあります。

でも本当は、10年以上追い続けてようやく手に入れた資格だからです。

契約時の重要事項説明では、所属建築士として自分の名前の横に

「一級建築士」

と書かれています。

建築士証を提示しながら説明するたびに、

「本当に一級建築士になれたんだ。」

そんな気持ちになります。

一級建築士ドル
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試験に落ちるたびに、

「100万円で一級建築士の免許、買えないかなぁ…。」

っと、有り得もしないことを本気で願っていました。

「同じ土俵に立てた」と思えました

劇的ビフォーアフターなどの番組では、一級建築士が設計者として紹介されます。

あのテレビを見ると、多くの人は「一級建築士ってすごいな」と驚かれると思います。

今では、自分も同じ一級建築士として仕事をしています。

もちろん、番組に出演するような建築家と自分を比べるつもりはありません。

一級建築士だから偉い、とも思っていません。

でも、「自分も同じ一級建築士として仕事ができている。」

そう思えることが、今でも少し誇らしいのです。

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資格という意味では、ようやく同じスタートラインに立てたような気持ちでした。

若い建築士ほど、一級建築士の価値は大きいと思います

私は、建築業界で仕事を続けるなら、一級建築士は取得した方がいいと思っています。

もちろん、住宅設計だけなら二級建築士でも十分活躍できます。

それは今でも変わりません。

でも、お客様は初対面で設計力を判断することはできません。

だからこそ資格は、一つの安心材料になります。

特に若いうちは、まだ十分な実績を見せられない場面もあります。

そんなとき一級建築士という資格が自分を支えてくれることもあると思います。

だから私は、若い建築士ほど一級建築士を目指す価値は大きいと思っています。

私自身、設計力が上がったから受かったわけではありません。

ランクⅢだった頃には共通した考え方のクセがありました。

▶ ランクⅢになる人の共通点

まとめ

私は、一級建築士になったから設計力が劇的に上がったとは思っていません。

今でも勉強していますし、設計は資格だけで決まるものではありません。

それでも、一級建築士になって確実に変わったことがあります。

それは自分に自信を持てるようになったことです。

  • 名刺を渡すとき
  • 重要事項説明で免許書を提示するとき
  • テレビで一級建築士が紹介されているのをみたとき

そんな何気ない場面で、「自分も一級建築士として仕事をしている。」そう思えることが今でも少し誇らしく感じます。

私にとって一級建築士とは、単なる資格ではありません。

7回不合格になって、一度は諦めて、それでももう一度戻ってきた。

そして8回目で、ようやく合格した。

「あれだけできなかった自分でも、最後までやればできた。」

その経験そのものが、今の自分を支えているように思います。

私にとって一級建築士の資格は、設計が上手いことを証明するものではありません。

諦めなかった自分を、形として残してくれたものです。

もし今、

「二級建築士で十分だから。」
「もう諦めようかな。」

そう思っている人がいたら、一つだけ伝えたいです。

一級建築士の資格は、実務のためだけにあるものではないと思います。

その資格を目指した時間や、努力した経験が、いつか自分自身を支えてくれることもあります。

私も一度諦めました。

それでももう一度戻ってきて、8回目でようやく合格しました。

だから私は、あの時もう一度挑戦して、本当に良かったと思っています。

一級建築士になれたのは、考え方を変えたことが大きかったと思っています。

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ランクⅢ研究所 運営者
私は一級建築士設計製図試験に8回挑戦し、ようやく合格しました。 何度もランクⅢを経験したからこそ、「なぜ落ちるのか」「どうすれば合格できるのか」を考え続けてきました。

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