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一級建築士設計製図講座の費用を比較|日建学院・総合資格学院・スタディングはいくら違う?

一級建築士ドル
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この記事を書いた人|一級建築士ドル

一級建築士設計製図試験に7回不合格、8回目で合格。

ランクⅡが1回・ランクⅢを6回、角番落ちを2回経験しました。

現在は、その失敗と合格までの経験をもとに、設計製図試験の考え方を発信しています。

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一級建築士の設計製図講座は、決して安くありません。

私も長年、日建学院に通いました。

だからこそ今思うのは、

「高いか安いか」ではなく、「今の自分にその環境が必要なのか」で選ぶことが大切

ということです。

一級建築士設計製図試験の講座を探していると、料金の差に驚くと思います。

数十万円する資格学校がある一方で、通信講座なら10万円以下で受講できるものもあります。

これだけ金額が違うと、

「高い資格学校の方が合格しやすいのか。」

「スタディングのような安い通信講座でも大丈夫なのか。」

気になるところだと思います。

私自身、長年資格学校へ通いました。

その経験から言うと、

料金だけを見て講座を選ぶのはおすすめしません。

資格学校と通信講座では、そもそも受けられるサービスが違うからです。

この記事では、講座内容を細かく比較することよりも、

「設計製図試験の講座に、実際どのくらいお金がかかるのか」

を中心に比較します。

そのうえで、私自身が何年も資格学校へ通った経験から、初受験・多年度生・角番生で、お金のかけ方をどう考えるかについてお話しします。

ただし、

初受験なのか。

すでに何度か受験しているのか。

によって、お金をかけるべき場所は変わってくると思います。

この記事では、2026年度の

  • 日建学院
  • 総合資格学院
  • スタディング

の一級建築士設計製図講座の料金を比較しながら、私ならどのように講座を選ぶのかについてお話しします。

なお、私は日建学院には実際に通っていますが、総合資格学院の受講経験はありません。

総合資格学院については、公式サイトに公開されている料金・講座内容をもとに比較しています。

スタディングについては無料体験を利用していますが、有料講座は受講していません。

※本記事の料金・講座内容は、2026年9月時点で各公式サイトを確認した内容をもとにしています。

受講料や講座内容は変更される可能性があるため、申込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

一級建築士設計製図講座の料金を比較

まず、2026年度の主な講座料金を比べてみます。

スクール・講座受講料(税込)学習スタイル
日建学院 設計製図パーフェクト本科コース770,000円通学・3月頃から
日建学院 設計製図本科コース605,000円通学・8月頃から
日建学院 設計製図Webコース143,000円Web
総合資格学院 設計製図完全合格対策コース1,045,000円対面・3月頃から
総合資格学院 設計製図コース715,000円対面・8月頃から
総合資格学院 設計製図オンラインLIVEコース385,000円オンラインLIVE
スタディング 1級建築士製図対策コース55,000円オンライン
スタディング+製図添削オプション99,000円オンライン+添削

※2026年度の一般受講料を掲載しています。

割引制度・給付制度などにより実際の負担額が異なる場合があります。

講座料金・内容は変更される可能性があるため、申込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

並べてみると、同じ一級建築士設計製図講座でも料金にはかなり差があります。

通学型では、日建学院の設計製図本科コースが605,000円、総合資格学院の設計製図コースが715,000円です。

さらに3月頃から学ぶ長期コースでは、日建学院が770,000円、総合資格学院は1,045,000円になります。

一方で、日建学院には143,000円のWebコース、総合資格学院にもオンラインLIVEコースがあります。

そしてスタディングは、製図対策コースだけなら55,000円、添削オプションを付けても99,000円です。

こうして見ると価格差はかなりあります。

ただし、これをそのまま「安い講座の方がお得」と考えるのは少し違うと思っています。

料金だけではなく、受けられる指導や添削、質問環境まで含めて比較する必要があるからです。

通学型の資格学校が高いのには理由がある

通学型の資格学校の料金を見ると、

「製図だけで60万円、70万円もするのか。」

と思うかもしれません。

私も安いとは思いません。

ただ、実際に長く資格学校へ通った経験からすると、単純に教材代だけを払っているわけではありません。

資格学校には、

  • 講師から直接指導を受けられる
  • 図面を添削してもらえる
  • 分からないことを質問できる
  • 毎週課題が用意される
  • 学習スケジュールを組んでもらえる
  • 他の受験生と同じ環境で勉強できる

といったメリットがあります。

特に設計製図試験を初めて受験する人にとって、

「何を、どの順番で勉強すればよいのか。」

を示してもらえることは大きいです。

エスキス。

記述。

作図。

時間配分。

図面の表現。

最初は分からないことだらけです。

その状態から試験まで連れていってもらえる環境にお金を払うと考えれば、資格学校が高額になること自体は理解できます。

日建学院の設計製図講座はいくら?

2026年度の日建学院では、主な通学講座として、

設計製図本科コースが605,000円(税込)

となっています。

こちらは8月上旬から始まり、約2か月、33回の講座です。

さらに早い時期から学ぶ、

設計製図パーフェクト本科コースは770,000円(税込)

です。

こちらは3月頃から約7か月、52回の講座となっています。

私は実際に日建学院へ長く通いました。

その経験からすると、日建学院の良さは、映像講義を見るだけではなく、

課題を解き、図面を見てもらいながら試験まで勉強を続けられる環境

にあると思っています。

私自身、資格学校から学んだことはたくさんあります。

重要なことは、

その77万円を、自分にとって本当に必要な環境に使えているか

だと思います。

なお、日建学院には通学講座だけでなく、2026年度は設計製図Webコース143,000円(税込)もあります。

「日建学院=60万円以上の通学講座しかない」というわけではありません。

Webコースでは映像講義に加えて添削も用意されているため、

「資格学校の教材や添削は利用したいけれど、通学までは必要ない。」

という人なら、こちらも比較してよいと思います。

私自身が長く利用したのは通学型の講座なので、Webコースについては公式サイトの公開内容をもとに紹介しています。

総合資格学院では100万円を超えるコースもある

総合資格学院の2026年度「設計製図コース」は、

715,000円(税込)

です。

また、学科試験免除者を対象に3月頃から学習を始める「設計製図完全合格対策コース」は、

1,045,000円(税込)

となっています。

100万円を超えます。

ただし、完全合格対策コースでは、課題発表前から作図力・計画力・時間管理などを学び、その後、当年度課題に特化した対策へ移る長期カリキュラムになっています。

私は総合資格学院へ通った経験がないため、

「日建学院より良い。」

「この金額を払う価値がある。」

と評価することはできません。

ただ、

一級建築士設計製図試験に本格的に通学で取り組むと、70万円〜100万円前後になることもある

という一つの目安にはなると思います。

また、総合資格学院には2026年度、設計製図オンラインLIVEコース385,000円(税込)も用意されています。

そのため、総合資格学院についても、

「対面なら715,000円、オンラインなら別の選択肢もある」

と考えた方が正確です。

受講条件などが設定されているため、利用を検討する場合は公式サイトで最新の対象条件を確認してください。

スタディングなら10万円以下で添削まで付けられる

一方、スタディングの2026年1級建築士製図対策コースは、

55,000円(税込)

です。

さらに製図添削オプションが、

44,000円(税込)

です。

両方を付けても、

99,000円

です。

資格学校の料金を長年見てきた私からすると、最初にこの価格を見たときの感想は、

「めちゃくちゃ安いな。」

でした。

これなら、かなり利用しやすいと思います。

ただし、ここにも注意が必要です。

スタディングは基本的にオンラインで学ぶ講座です。

資格学校のように、

毎週決まった時間に学校へ行く。

教室に講師がいる。

周囲にも受験生がいる。

その場で図面を見ながら質問する。

という環境とは違います。

だから、

55,000円と60万円を単純に比べるものではありません。

サービスそのものが違います。

私がスタディングの無料講座を見て感じたこと

私は実際にスタディングの無料講座を確認しました。

無料で見ることができたのは、

  • 試験の概要
  • 試験の進め方
  • 作図の基本

などです。

無料体験なので、有料講座の深いところまでは確認できませんでした。

実際の課題文。

答案例。

記述例。

このあたりは、もっと見てみたいと思いました。

一方で、動画講義自体については予想以上に良い印象でした。

女性講師の説明は丁寧で、図も分かりやすかったです。

作図についても、

「ここまでは平行定規を使い、ここからはフリーハンドで進める。」

というような、実際の試験を意識した具体的な説明がありました。

無料体験で確認した範囲に限れば、私が日建学院で受けていた映像講義と比べても、大きく見劣りする印象はありませんでした。

詳しくはこちらの記事にまとめています。

スタディング一級建築士製図講座を無料体験|資格学校に長年通った私が感じたこと

初受験なら「安さ」だけでスタディングを選ばない方がいい

ここまで読むと、

「60万円と5万円なら、スタディングでいいのでは。」

と思うかもしれません。

でも、私は初受験の方には、価格だけで決めてほしくないと思っています。

初めて設計製図試験を受験した頃の私は、

何を勉強すればよいのか。

エスキスをどうすればよいのか。

図面をどの程度描けばよいのか。

何が大きなミスになるのか。

ほとんど分かっていませんでした。

そういう人にとって、

自分の図面を直接見てもらえる資格学校の環境は大きい

と思います。

私自身、今でも初受験なら資格学校を検討します。

もちろん、スタディングの無料動画を見た限りでは、初心者でも分かりやすい内容だと感じました。

そのため、

「初受験ならスタディングでは無理。」

とまでは思いません。

ただ、

初手から通信講座一本で挑むのは、少しリスクのある方法

だと思っています。

多年度生になると、料金の考え方は変わってくる

私が一番考えてほしいのは、多年度生です。

一度資格学校に60万円払う。

不合格になる。

翌年、また資格学校へ通う。

さらに不合格になる。

こうなると、受講料は積み重なっていきます。

私自身、長く資格学校へ通ったので、この感覚はよく分かります。

もちろん、

高い講座だから合格できるわけではありません。

私は実際に何度も不合格になりました。

今振り返ると、多年度生になった時点で、

「もう一度同じ資格学校へ通うことが、本当に自分の弱点を解決するのか。」

をもっと考えるべきだったと思っています。

多年度生や角番生が、資格学校へもう一度通うべきか、それとも勉強方法自体を見直すべきかについては、こちらの記事で詳しく考えています。

▶︎ 一級建築士設計製図|角番・多年度生は資格学校にもう一度通うべき?7回落ちた私が今なら考える勉強法

私は資格学校の答案例に寄せすぎていた

私は資格学校に通っていた頃、

「この学校の答案例にどれだけ近づけるか。」

を考えすぎていました。

課題を解く。

答案例を見る。

自分との違いを確認する。

そして次は、その答案例に近づけようとする。

でも、本試験では同じ課題は出ません。

本当に必要だったのは、

課題文を読んで、自分で答えを考える力

だったと思います。

「建築主は何を求めているのか。」

「なぜこの条件があるのか。」

「この敷地なら何を優先するのか。」

そこまで考えなければなりません。

そういう意味では、多年度生になったら、

同じ資格学校にもう一度お金を払うことだけが選択肢ではない

と思っています。

「今年落ちたら来年また払う」まで考えてみる

特に角番生は、一年だけの受講料で考えない方がよいと思います。

角番で不合格になれば、翌年は学科試験からもう一度受験することになります。

そして再び資格学校へ通うのであれば、また費用が必要です。

それなら、

今年のうちに別の教材へお金を使う

という考え方もあると思います。

例えば、

すでに資格学校へ通っている。

でも少し不安がある。

講師との相性にも不安がある。

資格学校の答案例だけに考え方が偏っている気がする。

そんな人なら、

追加でスタディングを使って別の考え方に触れてみる

のも一つだと思います。

製図対策コースだけなら55,000円。

添削まで付けても99,000円です。

私なら、

「今年落ちて来年また資格学校へ通う。」

可能性まで考えると、角番の年に10万円以下で別の教材を追加することは十分検討します。

資格学校を辞めなくてもスタディングは使える

私は、

「資格学校かスタディングか。」

という二択で考える必要もないと思っています。

例えば、

資格学校で添削を受ける。

スタディングで違う講師の説明を聞く。

他校の課題も見る。

こういう使い方でもいいと思います。

私は資格学校に長く通る中で、講師によって教え方に違いがあると感じました。

実務の具体例まで含めて説明してくれる講師もいれば、教科書の内容を中心に説明する講師もいました。

だから、

「今の講師だけで大丈夫かな。」

と感じているなら、

別の講師や教材から、もう一つの考え方に触れてみる

ことにも意味があると思います。

資格学校を辞めるのではなく、第二の教材として通信講座を使う。

特に多年度生や角番生なら、こういう使い方も検討してよいと思っています。

安い講座を選ぶことが目的ではない

ここは勘違いしてほしくないところです。

資格学校より50万円安く受講できたとしても、不合格になれば、

「安かったからよかった。」

とはならないと思います。

一方で、100万円の講座へ通えば必ず合格できるわけでもありません。

私自身、資格学校に何年も通いながら7回不合格になりました。

だから大切なのは、

講座料金ではなく、自分に不足しているものを基準に選ぶこと。

だと思っています。

  • 質問できる環境が必要なら、そこにお金を払う。
  • 添削だけ必要なら、添削にお金を払う。
  • 基礎がすでに身についているなら、通信講座で違う考え方を学ぶ。

必要なものに必要なお金を使う。

多年度生になるほど、この考え方が大切だと思います。

今の私ならどうするか

もし今の私が、もう一度一級建築士設計製図試験を受験するとしたら、

まず「自分に何が足りないのか」を考えてから、講座を選びます。

今の私は8回の本試験を経験し、作図・記述・エスキスの基礎も分かっています。

その状態なら、高額な資格学校へ一から通うのではなく、通信講座や必要な添削を利用しながら勉強する方法を選ぶと思います。

ただし、初受験の頃の私なら違います。

当時は何を勉強すればよいのかも十分に分かっていなかったので、資格学校の環境には大きな意味がありました。

だから、

「資格学校か通信講座か」ではなく、「今の自分には何が必要か」。

そこから決めるのが一番だと思っています。

まとめ|講座料金ではなく「今の自分に何が必要か」で選ぶ

一級建築士設計製図講座は、選ぶ講座によって料金が大きく違います。

2026年度では、

  • 日建学院:通学605,000円〜770,000円
  • 総合資格学院:対面715,000円〜1,045,000円
  • スタディング:55,000円
  • スタディング+添削:99,000円

と、大きな価格差があります。

ただ、この記事で伝えたいのは、

「安い講座を選んだ方がいい。」

ということではありません。

資格学校には、

  • 講師へ直接質問できる
  • 図面を添削してもらえる
  • 学習スケジュールを作ってもらえる
  • 周囲の受験生と一緒に勉強できる

という、通信講座にはない環境があります。

一方で、すでに設計製図試験を経験し、基礎が身についている人なら、

毎年同じように高額な資格学校へ通う必要があるのか

は一度考えてもよいと思います。

私自身、資格学校に長く通いながら7回不合格になりました。

だから今は、

「資格学校か通信講座か」ではなく、「今の自分に何が足りないのか」から選ぶ

ことが大切だと思っています。

  • 初受験なら、資格学校の環境にお金を払う。
  • 多年度生なら、自分に不足している部分だけを補う。
  • 角番なら、今の勉強に別の教材を加える。

同じ人でも、受験経験によって必要な講座は変わります。

まずは料金だけで決めず、

「今年の自分には、何が必要なのか。」

を考えてみてください。

まず自分で講義を確認してみたい方

スタディングには無料体験があります。

いきなり有料講座へ申し込む必要はありません。

講師の話し方や動画の見やすさ、作図方法の説明などを見て、

「この講義なら自分でも続けられそうか。」

を確認してから判断すればよいと思います。

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私は一級建築士設計製図試験に8回挑戦し、ようやく合格しました。 何度もランクⅢを経験したからこそ、「なぜ落ちるのか」「どうすれば合格できるのか」を考え続けてきました。

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