スタディング一級建築士製図講座を無料体験|資格学校に長年通った私が感じたこと

スタディングの一級建築士製図講座を無料体験してみました。
結論から言うと、
無料体験だけでは、有料講座の深い部分までは判断できませんでした。
ただ、動画講義そのものは、想像していたよりしっかりしていました。
「スタディングの製図講座って実際どうなんだろう。」
「通信講座だけで製図試験の勉強ができるのだろうか。」
私自身、これまでは製図試験の勉強といえば資格学校という考えが強くありました。
実際に私も、何年も資格学校へ通っています。
ただ、資格学校に通えば必ず合格できるわけではありません。
私自身、それを身をもって経験しました。
そこで今回は、スタディングの一級建築士製図講座を無料体験してみました。
先にお伝えしておくと、私はスタディングの有料講座を受講していません。
この記事では、
- 無料体験で実際に確認できたこと
- 動画を見て感じたこと
- 資格学校と比べてどう感じたか
- 無料体験だけでは分からなかったこと
- どんな受験生なら利用する価値がありそうか
について、資格学校に長年通った経験を踏まえてお話しします。
※本記事は、2026年9月時点でスタディングの無料体験を実際に確認した内容をもとにしています。
無料体験で視聴できる範囲や講座内容は変更される可能性があります。
なぜスタディングを無料体験してみたのか
以前、こちらの記事で、一級建築士設計製図試験を「独学・資格学校・通信講座」のどれで勉強するべきかについて書きました。
一級建築士設計製図試験は独学で合格できる?資格学校・通信講座の選び方
その中で、通信講座の選択肢としてスタディングについても触れています。
ただ、自分で中身をまったく見ていないものを紹介するのも違うと思いました。
そこで、まずは無料体験で実際の講義を見てみることにしました。
無料体験で確認できた内容

私が無料体験で確認できたのは、主に次のような内容です。
- 一級建築士設計製図試験の概要
- 試験の進め方
- 作図の基本的な進め方
正直、無料体験で見られる範囲はそれほど深くありません。
ただ、初めて製図試験を受験する方が、
「設計製図試験とは、どのような試験なのか」
を理解するには、分かりやすい内容だと感じました。
作図方法の説明は具体的だった
特に印象に残ったのが、作図方法の説明です。
単に、
「図面はこう描きます」
という説明だけではありません。
「ここまでは平行定規を使い、ここからはフリーハンドで描く」
というように、実際の作図を意識したアドバイスがありました。
これは良いと思いました。
一級建築士設計製図試験では、きれいな図面を描くだけではなく、限られた時間の中で図面を完成させなければなりません。
私自身も受験時代は、作図時間にはかなり苦労しました。
そのため、
「どこに時間をかけ、どこを効率化するのか」
まで説明してくれるのは、初心者にも分かりやすいと思います。
動画講義は思っていた以上にしっかりしていた
無料体験をして、一番印象が変わったのは動画講義です。
私はスタディングを見る前、
「通信講座だから、資格学校の講義より簡易的なのではないか。」
というイメージを少なからず持っていました。
ところが、実際に見てみると、思っていたよりもしっかりしています。
女性講師の話し方も丁寧で、説明も分かりやすい印象でした。
画面に表示される図なども見やすく、
単に教科書に書かれている内容を読み上げているだけではなく、受講者に理解してもらおうとしている
という印象を受けました。
資格学校の映像講義と比べても見劣りしない印象だった
私は一級建築士設計製図試験に長年挑戦し、その間、資格学校にも通っていました。
そのため、資格学校の映像講義は何度も見ています。
その経験から比較すると、少なくとも私が無料体験で確認した動画については、
資格学校の映像講義と比べても大きく見劣りしない
というのが率直な感想です。
もちろん、これはあくまで無料体験で確認できた範囲の話です。
スタディングの講座全体と資格学校の講座全体を比較したわけではありません。
ただ、
「通信講座だから講義の質もかなり落ちるのではないか。」
と思っている方なら、一度無料体験を見てみてもよいと思います。
私自身、見る前と見た後では印象が変わりました。
一方で、無料体験だけでは分からないことも多かった
ここは正直に書いておきます。
無料体験だけで、スタディングの一級建築士製図講座そのものを評価するのは難しいと思います。
私がもっと見てみたかったのは、
実際の課題文を使った講義です。
例えば、
- 課題文をどのように読むのか
- 課題文から何を考えるのか
- どのようにエスキスを進めるのか
- 最終的にどのような答案になるのか
- 計画の要点をどのように記述するのか
このあたりまで確認できれば、講座についてかなり判断しやすくなると思います。
特に私は、
「この課題に対して、なぜこの答案になったのか」
という部分を見てみたいと思いました。
私は資格学校に長く通う中で、答案例の形を正解だと思いすぎていました。
今振り返ると、大切だったのは答案例そのものではなく、
「なぜ、その計画になるのか。」
を理解することだったと思っています。
そのため、課題文の読み方からエスキス、答案、記述までの「考える過程」を確認できれば、講座についてもっと判断しやすいと感じました。
ただ、ここは無料体験の範囲では確認できませんでした。
無料体験だけでは分からなかった部分も含め、スタディングの評判・口コミや、資格学校に長年通った私から見て気になった点はこちらの記事で整理しています。
無料体験を見て、向いていそうだと感じた人
実際に無料体験を見て、
初受験でも理解しやすい講義だとは感じました。
試験概要や作図方法は丁寧に説明されています。
ただ、私は初受験の方に、
「スタディングだけで大丈夫。」
とまでは言えません。
設計製図試験が初めてなら、図面を直接見てもらったり、その場で質問できたりする資格学校の環境にも大きなメリットがあるからです。
一方で、すでに製図試験を経験している多年度生や角番生なら、
資格学校とは違う講師や教材に触れるための選択肢
として使いやすいと思いました。
資格学校へ通っている人でも、
「今の講師とは違う説明も聞いてみたい。」
「別の考え方にも触れてみたい。」
という場合は、第二の教材として使う方法もあると思います。
私自身、今の知識と経験がある状態なら、高額な資格学校へ一から通うより、通信講座を中心に勉強する方法を選ぶと思います。
ただし、これは8回の本試験を経験した今だから言えることです。
初受験・多年度生・角番生それぞれの向き・不向きについては、別の記事で詳しく整理しています。
▶︎ スタディング一級建築士製図講座はどんな人に向いてる?向いていない人も8回受験した私が考える
まとめ|無料体験だけでも動画の印象はかなり変わった
スタディングの無料体験を見てみて、
動画講義そのものは、想像していたよりもしっかりしている
と感じました。
特に、
- 試験の概要
- 作図方法
- 講師の説明
- 図の見やすさ
- 平行定規とフリーハンドの使い分け
といった基本的な部分は分かりやすかったです。
資格学校の映像講義を長く見てきた私から見ても、無料体験で確認できた動画については、大きく見劣りする印象はありませんでした。
一方で、
無料体験だけでは、有料講座の深い部分までは判断できません。
私が特に確認してみたかった、
「課題文をどう読むのか。」
「エスキスをどう進めるのか。」
「なぜ、その答案になるのか。」
「記述をどう考えるのか。」
という部分までは確認できませんでした。
そのため、今の私の評価は、
「動画講義の印象は良かった。ただし、講座全体の評価まではできない。」
というものです。
それでも、
「通信講座だから、資格学校よりかなり簡易的なのではないか。」
と思っている方なら、一度自分で見てみる価値はあると思います。
私自身、実際に動画を見たことで、スタディングに対する印象はかなり変わりました。
気になる方は、まず無料体験で確認してみる
スタディングには無料体験があります。
いきなり有料講座へ申し込む必要はありません。
講師の話し方や動画の見やすさ、作図方法の説明などを実際に見て、
「この講義なら自分でも続けられそうか。」
を確認してから判断すればよいと思います。




