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スタディング一級建築士製図講座はどんな人に向いてる?向いていない人も8回受験した私が考える

一級建築士ドル
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この記事を書いた人|一級建築士ドル

一級建築士設計製図試験に7回不合格、8回目で合格。

ランクⅡが1回・ランクⅢを6回、角番落ちを2回経験しました。

現在は、その失敗と合格までの経験をもとに、設計製図試験の考え方を発信しています。

一級建築士ドル
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スタディングの一級建築士製図講座は、すべての受験生に向いているとは思いません。

私は設計製図試験を8回受験し、その間、日建学院にも長く通いました。

その経験から考えると、

初受験なら資格学校の方が安心できる人もいる。

一方で、

多年度生や角番生なら、スタディングの方が合う人もかなりいる。

と思っています。

大切なのは、

「スタディングは安いから選ぶ。」

ではなく、

「今の自分に必要な勉強方法なのか。」

で判断することです。

一級建築士設計製図試験の通信講座を調べていると、スタディングが候補に入ってくる方も多いと思います。

ただ、

「通信講座だけで大丈夫なのか。」

「資格学校へ通った方がいいのではないか。」

「自分のような多年度生にも合うのか。」

という不安もあると思います。

私自身、受験生だった頃は、

「設計製図試験は資格学校へ通うもの。」

という考えがかなり強くありました。

実際に日建学院にも長く通っています。

しかし、私は7回不合格になり、8回目でようやく合格しました。

その経験から今思うのは、

どの講座を選ぶか以上に、自分に何が足りないのかを考えることが大切

だということです。

今回は、スタディングの無料体験を実際に確認した印象と、資格学校へ長年通った経験から、

スタディングが向いていると思う人・向いていないと思う人

について考えてみます。

なお、私はスタディングの有料講座を受講していません。

無料体験で確認できた内容と、私自身の受験経験をもとに書いています。

※本記事は、2026年9月時点でスタディングの無料体験・公式情報を確認した内容と、私自身の受験経験をもとに書いています。

講座内容や料金、サービス内容は変更される可能性があります。

結論|スタディングは「基礎がある人」ほど使いやすいと思う

私がスタディングの無料体験を確認し、長年資格学校に通った経験と比較して感じたのは、

スタディングは、すでに設計製図試験の基礎がある人ほど使いやすい講座だと思う

ということです。

特に、

  • 資格学校に複数年通っている
  • 作図や記述の基本は分かっている
  • 自分の苦手な部分がある程度分かっている
  • 自分で学習時間を管理できる
  • 資格学校へ毎年高額な受講料を払うことに迷っている

という人なら、選択肢に入れてもよいと思います。

一方で、

初めて設計製図試験を受験する人には、私はまず資格学校を勧めます。

スタディングが悪いという意味ではありません。

初受験では、何が分からないのかすら分からないことが多く、決められたカリキュラムや講師へ直接確認できる環境のメリットが大きいからです。

スタディングが向いている人・向いていない人

まず簡単に整理すると、私は次のように考えています。

あなたの状況私の考え
初受験△ まず資格学校を検討
2〜3年目○ 状況次第
多年度生◎ 検討価値あり
角番◎ 勉強方法を見直す選択肢
作図・記述の基礎がある◎ 向きやすい
自分の弱点が分かっている◎ 向きやすい
自分で勉強を続けられない△ 資格学校向き
講師へすぐ質問したい△ 質問環境を要確認
費用を抑えたい◎ 大きなメリット
添削を重視したい○ 添削内容を確認して判断

私なら、「通信講座だから安い」という理由だけでは選びません。

大切なのは、

今の自分に、資格学校で一から教えてもらう環境が必要なのか。

それとも、

すでにある知識を使って、自分に必要な部分を補えばよいのか。

という違いだと思っています。

向いている人① 一度以上、設計製図試験を経験している人

一度でも設計製図試験を経験していれば、

  • エスキスとは何か
  • 記述とは何か
  • 作図はどのように進めるのか
  • 6時間30分がどのくらい厳しいのか

といった基本的なことは理解していると思います。

この差はかなり大きいです。

初受験では、

「そもそも何を勉強すればいいのか。」

から始まります。

一方、一度受験していれば、

自分の弱点をある程度考えながら教材を使うことができます。

例えば、

「作図はできるけどエスキスが弱い。」

「記述が苦手。」

「課題文の読み方が甘い。」

といったことが少しずつ見えてきます。

そうなれば、

資格学校にすべてを任せるのではなく、

必要なところを自分で勉強する

という選択もしやすくなります。

向いている人② 多年度生

私は、多年度生こそ一度勉強方法を見直してよいと思っています。

私自身がそうでした。

何度も不合格になると、

「もっと課題を解こう。」

「もう一度資格学校へ通おう。」

と考えがちです。

でも、同じ方法を何年も続けてうまくいっていないのであれば、

課題数ではなく、勉強方法そのものに原因がある可能性

もあります。

私は長年資格学校へ通りながら、

資格学校の答案例にどれだけ近づけるかを考えすぎていました。

でも本試験で必要なのは、

答案例を再現することではありません。

課題文を読み、

「建築主は何を求めているのか。」

を考えて、自分で答えを出すことです。

多年度生になったら、

同じ学校の考え方だけではなく、

別の講師。

別の課題。

別の教材。

に触れてみることにも意味があると思っています。

スタディングは、その一つの選択肢になると思います。

向いている人③ 角番生

私が特にスタディングを検討してもよいと思うのが、角番生です。

角番では、

「今年落ちたら、また学科試験から。」

というプレッシャーがあります。

私自身も角番を経験しました。

当時は、

「資格学校に通っているから大丈夫。」

と思っていました。

今振り返ると、

その年にできることを、もう少し増やしてもよかった

と思います。

資格学校へ通っているなら、辞める必要はありません。

そのうえで、

資格学校とは違う課題を見る。

違う講師の説明を聞く。

別の考え方にも触れておく。

こういう「保険」を追加するという考え方です。

特に、

「今の資格学校だけで本当に大丈夫かな。」

と少しでも感じているのであれば、その不安を放置しない方がよいと思います。

向いている人④ 資格学校とは違う考え方・講師に触れたい人

私はこれがかなり大切だと思っています。

資格学校へ長く通っていると、

その学校の考え方が自然と自分の中に入ってきます。

それ自体は悪いことではありません。

ただ、

「この形が正解。」

と思いすぎることがあります。

私はまさにそうでした。

答案例を見ると、

「ここにこの部屋を配置するのが正しかったんだ。」

と考えていました。

でも本当は、

なぜ、そこに配置したのか。

を考える必要がありました。

だから今の私なら、

一つの資格学校だけではなく、意識的に違う考え方も見ます。

スタディングを資格学校の「代わり」ではなく、

第二の視点を持つための教材

として使う方法もありだと思います。

資格学校には、直接指導を受けられる大きなメリットがあります。

ただ、私は長く通う中で、

講師によって教え方には違いがある

とも感じました。

実務の具体例を交えながら、

「実際の建物なら、こう考える。」

と説明してくれる講師もいました。

一方で、教科書に書かれている内容を中心に説明する講師もいました。

私には、この違いはかなり大きく感じました。

資格学校へ通っていて、

「今の講師の説明だけで大丈夫なのだろうか。」

と思っているなら、

違う人の説明を聞くことにも意味があります。

スタディングなら動画講義なので、

資格学校へ通いながら別の講師の考え方を聞く

という使い方もできます。

向いている人⑤ 資格学校の費用を抑えたい人

一級建築士設計製図の資格学校は、決して安くありません。

講座によっては数十万円から100万円前後になる場合もあります。

スタディングは、それと比べるとかなり利用しやすい価格です。

資格学校とスタディングの料金については、こちらの記事で詳しく比較しています。

一級建築士設計製図講座の費用を比較|日建学院・総合資格学院・スタディングはいくら違う?

ただし、

安いからスタディングにする

という決め方はおすすめしません。

大切なのは、

「安くても自分で勉強できるのか。」

です。

通信講座で合格までたどり着けるのであれば、大きく費用を抑えられます。

一方で、

一人では勉強が続かない。

質問できないと不安。

図面を直接見てもらいたい。

という人なら、高くても資格学校の環境へお金を払う意味があると思います。

向いている人⑥ 自分で勉強を進められる人

通信講座で一番大切なのは、ここかもしれません。

資格学校へ通えば、

「今週はこの課題。」

「来週までにここまで。」

と、ある程度スケジュールを作ってもらえます。

通信講座では、自分で進めなければなりません。

今日は疲れたからやらない。

明日やろう。

週末にまとめてやろう。

となってしまう人には、通信講座は合わない可能性があります。

逆に、

自分で計画を立てて勉強できる人なら、通信講座の自由度はかなり大きなメリット

になります。

通学時間もありません。

自分が苦手なところを繰り返すこともできます。

多年度生ほど、この学習スタイルは使いやすいと思います。

ここまで読んで、

「自分はスタディングでも勉強できそうだ。」

と思った方は、公式サイトで詳細をご覧くださいませ。

ただ、いきなり申し込む必要はありません。私自身も、まず無料体験を確認しました。

講義の進め方や画面の見やすさ、講師の説明が自分に合うかは、実際に見た方が分かりやすいと思います。

▶︎ スタディング一級建築士製図講座を無料体験|資格学校に長年通った私が感じたこと

逆に、スタディングが向いていない可能性がある人は?

ここからは、逆に考えてみます。

私はスタディングを全員におすすめするつもりはありません。

向いていない可能性① 完全な初受験で何をすればいいか分からない人

初めて設計製図試験を受験する場合、

本当に分からないことだらけだと思います。

私自身もそうでした。

エスキスとは何なのか。

作図はどの程度描けばいいのか。

記述はどう書くのか。

何が重大なミスなのか。

最初はそれすら分かりません。

こういう状態では、

目の前に講師がいて、分からないことをすぐ聞ける環境

には大きな価値があります。

だから私は、今でも初受験なら資格学校をまず検討します。

ただし、スタディングの無料講義を実際に見た限りでは、

試験概要や作図方法は初心者にも分かりやすい内容でした。

そのため、

初受験では無理

とまでは思いません。

自分で調べながら勉強を進められる人なら、選択肢にはなると思います。

向いていない可能性② その場ですぐ質問したい人

勉強していると、

「なぜこの配置なの?」

「自分のエスキスは何が悪いの?」

と聞きたくなることがあります。

こういう疑問をその場で講師と話しながら解決したい人は、対面型の資格学校の方が合っていると思います。

特に設計製図は、

図面を指差しながら話した方が分かりやすい

こともあります。

この点は、資格学校の大きなメリットです。

向いていない可能性③ 一人では勉強を続けられない人

これは能力の問題ではありません。

人によって、勉強しやすい環境が違います。

家では集中できない。

誰かに期限を決めてもらった方が頑張れる。

周りに受験生がいる方がモチベーションが上がる。

そういう人は、資格学校の方が合うと思います。

一方、

自分のペースで淡々と進められる人なら、スタディングとの相性は良いと思います。

無料体験を見た限り、講義そのものは好印象

私は実際にスタディングの無料体験を見ました。

無料で確認できたのは、

  • 設計製図試験の概要
  • 試験の進め方
  • 作図方法

など、基本的な部分です。

有料講座の深い内容までは確認できませんでした。

ただ、動画そのものについては好印象でした。

女性講師の話し方は丁寧で、図も見やすかったです。

作図では、

「ここまでは平行定規を使う。」

「ここからはフリーハンドで描く。」

という具体的なアドバイスもありました。

無料体験で確認した範囲については、日建学院で受けていた映像講義と比べても、大きく見劣りする印象はありませんでした。

詳しくはこちらの記事で書いています。

スタディング一級建築士製図講座を無料体験|資格学校に長年通った私が感じたこと

私自身、受験当時ならスタディングを使わなかったと思う

ここは正直に書きます。

私が実際に何度も不合格になっていた頃にスタディングを知っていたとしても、

おそらく利用しなかったと思います。

資格学校で十分だと思っていたからです。

「資格学校の課題をしっかりやればいい。」

そう考えていました。

でも、何度も不合格を経験した今振り返ると、

同じ環境の中だけで勉強するのではなく、もっと早く別の考え方にも触れてみてもよかった

と思っています。

もちろん、

「スタディングを使っていれば早く受かった。」

とは言えません。

今振り返ると、8回も本試験を経験している私であれば、

資格学校へ通わず、スタディングのような通信講座を使っても、

合格までたどり着けた可能性はある

と思っています。

資格学校かスタディングか、二択で考えなくてもいい

もう一つ大切なのは、

「資格学校かスタディングか。」

の二択にしなくてもいいということです。

例えば角番なら、

資格学校で添削を受ける。

スタディングで別の講師の説明を聞く。

他校の課題も見る。

このように併用することもできます。

私はむしろ、多年度生や角番生にはこの考え方が合っていると思います。

詳しくはこちらの記事でも比較しています。

スタディングと資格学校は何が違う?一級建築士設計製図を8回受験した私が比較

角番・多年度生の勉強方法についてはこちらです。

一級建築士設計製図|角番・多年度生は資格学校にもう一度通うべき?7回落ちた私が今なら考える勉強法

私ならこんな人にスタディングをすすめる

私が友人から、

「スタディングってどう思う?」

と聞かれたとします。

初受験で、

「製図試験のことは何も分からない。」

と言われたら、

資格学校も含めて考えた方がいいと思う。

と答えます。

一方、

「今年で3回目。」

「角番。」

「もう資格学校には通ったことがある。」

「今の学校だけで少し不安。」

と言われたら、

スタディングを一度見てみてもいいんじゃない?

と答えると思います。

この違いです。

まとめ|「スタディングがおすすめか」ではなく「今の自分に合うか」で考える

スタディングが良い講座なのか。

資格学校の方が良いのか。

私は、単純には決められないと思っています。

大切なのは、

今の自分がどの段階にいるのか

です。

初受験で何も分からないなら、資格学校の環境が助けになることがあります。

一方で、

  • すでに設計製図試験を経験している。
  • 自分で学習を進められる。
  • 資格学校とは違う考え方にも触れたい。
  • 毎年数十万円を払い続けることに迷っている。
  • 角番なので今年できることを増やしたい。

こういう方なら、スタディングはかなり検討しやすいと思います。

特に私は、

多年度生や角番生が「第二の視点」を持つために使う

という方法に可能性を感じています。

私自身、資格学校の答案例を正解だと思いすぎて、長い間そこへ寄せることばかり考えていました。

でも最後に必要だったのは、

自分で課題文を読み、自分で考えること

でした。

今の勉強方法だけで少し不安を感じているなら、違う人の講義を一度見てみるだけでもいいと思います。

スタディングには無料体験があります。

私は実際に見てみて、動画の印象はかなり変わりました。

いきなり有料講座へ申し込む必要はありません。

まず無料講座を見て、

「この教え方なら自分に合いそうか。」

を確認してから判断すればよいと思います。

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